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2012年11月23日金曜日

5回目の化学療法(タキソテール+カルボプラチン)

1月14日の血液検査の結果に伴い、今回の化学療法についてはタキソテールを減らし、その代わりにカルボプラチンという抗がん剤を追加で点滴するということであった。
これは、タキソテールの効き目が悪くなっているためである。
ということで、11月19日に化学療法を受けたのであるが、薬の副作用がひどくブログを更新することもできなかった。治療の翌日から、倦怠感・食欲不振・脱力感・無気力感など副作用のデパートと化してしまった。

昨日あたりからやっと復調しつつあるが、今回みたいな不調感は初めてである。次回の治療では多少は体が慣れて楽になるのであろうか、楽になってほしいものである。


 

2012年11月5日月曜日

11月5日の採血結果

4回目の化学療法(タキソテール)を終えて2週間が経過した。治療の副作用だと思われる体のだるさ、食欲不振、吐き気などがあったのであるが、現在はそうした副作用もだいぶん治まってきた。
このため、近くへの買い物などができるようになったのは、活動範囲が広がり非常にありがたい。

今回も、治療2週間後の採血をいつものように行い、診察後、ランマーク、および白血球を上げる注射を打った。
採血の結果についてであるが、PSAの値は若干上がって300台となったが、肝臓の数値についてはよくなっているということである。
主治医によると、このまま次の化学療法(タキソテール)を行い、様子をみてみるみたいである。タキソテールのみで効果がなくなってきた場合には、次の段階として、シスプラチンを併用した療法を行うらしい。元気な間に、こうした療法についても理解しておかないといけない。


                
        【駐車場で見かけた野良猫】

2012年10月30日火曜日

10月29日の採血結果

昨日、タキソテール治療1週間後となるため、血液検査を受けた。
この時点ではPSAの検査は行わず、おもに白血球、貧血、肝機能などをチェックするためのものであるようだ。
結果としては、白血球の値は下がっており、もっともこの数値が底になるのはタキソテール治療後2週間たってからということで、問題はない。また、肝機能の数値が正常値より高いのであるが、主治医が言うには問題はないであろうとのことであった。

ただ、タキソテール治療の副作用に関しては今回が一番ひどい。体のだるさと食欲不振、吐き気もある。1日何をする気力も起こらない。筋力も低下する一方である。
これではだめだと思うのであるが、それも思うだけで行動に移せない。
もう一つ、今のところ生活のうえで関わりのあるのは親族のみである。友人などとは、一切関わっていないのが現状である。
早く副作用がなくなって、自由に動けるようになりたいものである。

 

 

2012年10月22日月曜日

4回目の化学療法(タキソテール)

時が経つのは早いものだ。タキソテールを始めて、もう3カ月になる。
今日で4回目の治療が終わったのであるが、やはり不安は続いている。
まず、この治療がいつまで続いてくれるものやら、今後が分らないことがある。
そのため、血液検査(PSA)については毎回神経質になっている自分がいる。
次に、この治療が不適応になった場合にどうするかについてである。
この点については、何も対応できていない現状がある。
また、治験でも探してみようかとも思うが、探すにはけっこうなパワー・集中力が必要なので、今はとにかくめんどうくさくてそのままにしている。

生きていく中で、こうしたことばかり考えて過ごしている訳ではないが、これから少しずつでも考え、具体化しておかないとならないと思う。
こうした場合、多くの患者は医師に任せるのであろうが、自分で納得しないと何事に関しても進んでいけない、これは私の性格である。


                                 【化学療法室の治療椅子】



2012年10月12日金曜日

足の爪冷却用スリッパの購入

昨日、手の爪冷却用グラブについて投稿したのであるが、そのあとネットを探していたところ、足の爪冷却用のスリッパ(下の写真参照)を見つけた。
今の治療をいつまで続けられるかは分からないが、直ぐに2セット購入した。1セットが29,400円とかなりの出費であるがやむを得ない。
手の爪については、大学病院から冷却用グラブの貸し出しを受けられるが、足の爪用は保有していないため、今までアイスノンと氷を使って冷却していた。この冷却作業は二人がかり(妹、母)で行ってもらっていたので、このスリッパを使えば二人の負担が、だいぶん楽になるであろう。

私は、化学療法(タキソテール)が始まった時から、アイスノンと氷により、髪の毛と手足の爪の冷却を行っていたのであるが、残念ながら髪の毛はかなり抜けてしまい、あまり効果がなかった。一方、手足の爪に関しては、正常な状態のままで推移しているので、冷却することによって、かなりの効果があったものと考えている。

海外癌医療情報リファレンス(出典Journal of Clinical Oncology, July 1, 2005)の中でも、「あるフランスの試験によると、ドセタキセル(タキソテールR)化学療法の静脈内投与受ける際、試験的な「凍結手袋(frozen glove)」を着用して手を非常に冷たくしておいた患者では、その後に手の爪や皮膚に生じる損傷が非常に低減されていました。」とある。
 
今後、化学療法(タキソテール)を行う全ての医療機関において、こうした冷却キットを導入していただき、患者の負担を軽減するとともに、患者のQOLについてもよく検討してほしい。
 
 
       【足の爪冷却用スリッパ】
 

2012年10月11日木曜日

10月11日の採血結果

本日の採血結果について、PSAの数値は前回の242から228へと若干ではあるが、下がっていた。また、肝機能を示す数値(GOTGPT)も、正常範囲に収まってきていた。主治医によると、やはりタキソテールによる化学療法がよく効いており、白血球、ヘモグロビン(貧血)の数値も大丈夫であるため、次回の治療は予定通り、外来で10月22日に行うことになった。

現在の体調について、吐き気はだいぶん治まってきているが、歯を磨こうとするともどしそうになる。胃の調子もあまりよくない。けれど、食事は極力口から取ろうと思っている。

下の写真は、前回のタキソテール点滴中に貸していただいた、手の爪を冷却するためのグラブ。これを借りるまでは、持参したアイスノンや氷で冷却していたのであるが、20分~30分ですぐに効果がなくなってしまい、取り替えが非常に煩雑であった。
このグラブであれば、2時間の治療中に1回の取り替えで済むため、非常にありがたかった。感謝!!
 

 
       【手の爪冷却用グラブ】



2012年10月6日土曜日

デジタルカメラ(ソニーDSC-HX30V)

10月1日に採血を行ったのであるが、白血球が少ないということで、白血球の数値を上げる注射(ノイトロジン)を打っていただく。この注射は10月3日まで毎日打つということだ。
10月4日に再び採血を行い、白血球の状態を見るが、まだ少し低いということで注射を打っていただく。白血球の数値はこれで大丈夫みたいである。
10月11日はランマークを打つ日であるが、このときに採血を行い、血液検査(PSAも)を行う予定である。

現在の体調について、以前に比べると吐き気もだいぶん治まり、痛みなども無く安定している。ただ体力、とくに筋力が衰えているので、荷物を持ったり、階段を上ったり等々、日常生活では不便を感じることが多々ある。

それでは話題を変えて、デジタルカメラの話に移ろう。
ソニー製DSC-HX30Vを購入した。このカメラは以前からすごくほしかったので、ネット等ではよく調べていたのであるが、価格コムで2万1千円台となった時点で、今買わないと買うタイミングがなくなると思い、発注してしまった。←言い訳だな(^v^)
という訳で、昨日カメラが無事に届いた。
小ぶりなボディであるが、厚みがあり、手にずっしりと重い。機能が詰まったカメラは美しいなと感じた。
まだ撮影は行っていないが、これからブログなどに使っていこうと思うので、お楽しみに(*^_^*




2012年9月26日水曜日

3回目の化学療法(タキソテール)

9月20日に採血を行った。その結果、PSAは前回の387から242に下がっていた。また、貧血の数値も大分改善されていた。ただ、胃の調子が悪くて吐き気もあり、実際にもどしたりもしていたため、主治医は化学療法(タキソテール)を延期してもよいと言ってくれたのであるが、自分としては一カ月に一回の治療ペースを守りたかったため、3回目の化学療法(タキソテール)を9月24日に行ってもらった。

2回目までは、入院して治療を受けていたため、今回が初めての外来での治療となる。
外来といっても化学療法に特化しており、十数台の治療用椅子が並んでおり、看護師もこの治療を専門で行っている。皆さんやさしいし、専門的な知識も豊富であるため、安心して治療に臨めた。

治療を終えて2日経過した。主治医に薬を追加で処方していただいたが、やはり胃の調子が良くない。しばらくは、様子を見るしかないなあ。

2012年9月12日水曜日

退院

9月10日(月)の血液検査の結果、退院しても問題ないということになり、昨日無事退院となりました。
あまり、荷物も無かったので思ったより楽に帰ってくることができた。
ただ、入院期間が一ヶ月半、その間ずっと個室に入っていたため、予想はしていたがかなりの出費であった。費用の面でも退院は嬉しい。

今は家でのんびり過ごさせてもらっている。やはり、家はよい。
筋肉・体力はだいぶん落ちてしまったが、痛みも無くこの状態が続けばよいと思っている。ウォーキングでもしてみたい気分ではあるが…。

もう少しすると、三回目の治療が待っているが、通院で大丈夫とのことであった。
治療後の副作用が少なく済んでくれることを願っている。
その前に楽しみが待っている。9月21日に友人の企画したライブがあるので、是非とも聴きに行こうと思っている。今回のテーマは、キューバ音楽、特にソンをメインにしたものである。


 

2012年9月8日土曜日

インターネット

この病院には、患者共有の場所にインターネット専用のパソコンが設置されている。
私は、現在個室に入っているのであるが、個室では各部屋にインターネットの設備(LAN回線)が完備されている。さすがにWi-Fiまではないが・・・。
そこで私はノートパソコンを持ち込んで、このブログを更新している。
もっとも、パソコンを使ってブログを更新するだけでなく、様々な情報の検索などにも活用させてもらっている。
一昔前までは、病院にこうした設備があること自体考えられないことであり、いかにインターネットが人々にとって身近なものとなってきたかがうかがわれる。
ただ、ITの新しい技術を理解していくことは大変なことであり、私自身なかなか学習したり、理解する時間がとれないのが現状である。

 

2012年9月7日金曜日

9月7日に再採血

今朝、昨日に引き続き採血を行った。
例によって、採血の時間は早朝の6:00過ぎであった。
病院内での血液検査となるため、午前中には結果が出るであろう。
この検査では、白血球の状態の推移を見て最低の時期から回復期に入っているかどうか、その状態により退院の時期を見極めるということである。
また、主治医よりこの状態(副作用の発症状況等)であれば三回目の化学療法(タキソテール)からは、通院で済ますことができそうであるというお話であった。

午後に血液検査の結果が分かり、先生が説明に来られた。
それによると、やはり今が底であると思われるが、9月10日(月)に念のため再度血液検査を行い、その結果により退院を決定するとのことであった。



2012年9月6日木曜日

9月6日の採血結果

二回目の化学療法(タキソテール)を行ってから、今日あたりが白血球のいちばん減少する頃であるらしい。
今のところ毛髪の脱毛以外は、副作用の症状(口内炎・痺れ・腫れ等)は発症していない。
ただ服用する薬の種類(吐気止め・便秘止め・痛み止め・睡眠剤・胃薬等)が、非常に多いため正確に管理し、服用するのにひと苦労である。
また、体重が急激に落ちたのが原因で、本来の病気以外に耳管開放症になっているため、この治療のために漢方薬も処方していただき服用している。漢方薬だけは食前に服用するため飲み忘れることが何度かあった。

本日の採血結果については、白血球の状態をみるのがメインであるが、抗がん剤がよく効いているのであろうか。PSAの値は、前回の700から387へと減少していた。
以前からあった足の痺れはあるものの、痛みも無く過ごせている。
このままできるだけ長く過ごせることを願う。



2012年9月3日月曜日

二度目の外泊

二度目の外泊許可をいただいた。一泊二日という短い期間であったが、家に帰ってのんびりしてきた。
貧血(ヘモグロビン)の数値が少し上がっていた。今までは輸血でこの数値を補っていたのであるが、やはり人間は口から食物を摂取し、血液を作らないとだめなんだろうなと思う。
考えてみると最近は食欲もあり、食の量も徐々に増えている。
しかし、これから白血球の値が下がり骨髄抑制が起こるため注意が必要である。
まだ入院生活が続くが、この病院はDPCのため一度退院が必要となるみたいである。
なお、三度目の化学療法(タキソテール)も入院して行うようにお願いしている。



2012年8月30日木曜日

妹夫婦

入院も1ヶ月になり、途中外泊許可を出していただき家に帰ったこともあったが、相変わらず入院生活が続いている。

私は、二人兄弟で妹がいる。妹夫婦は県外に暮らしているのであるが、先日見舞いと看病のためわざわざ夫婦で帰省してくれた。
その後、妹は再び帰省して母親とともに看病してくれている。
幸い私には食事制限はなく、なんでも好きなものを食べていいということになっている。当初肉類は制限していたのであるが、今は気にせずなんでも食べるようにしている。先日どうしても鰻が食べたくなり、妹に買ってきてもらった。感謝!!
治療結果の報告のときなども自分のことのように心配し、結果がよいと一緒に喜んでくれる。
心強いし、心底嬉しい。

やはり兄弟というのはいいものである。今更ながらそれを実感している。


2012年8月28日火曜日

採血の結果について

昨日は2回目の化学療法(タキソテール)の前に採血を行い、その結果を主治医に聞いたのであるが、PSAは1,200から700まで下がっており、やはり1回目の化学療法がよく効いているというお話であった。治療前は2,800であったので約四分の一まで下がったことになる。
また、2回目の化学療法を終わったのであるが、今のところ1回目のような薬による副作用も出ず、かなり体は楽な状態である。体に免疫ができているのだろうか。
尚、効果がなくなるまでは、このままずっと治療を続けていくということである。

今後のことを考えると薬がずっと効いてくれるのか、体調についても今のままで推移してくれるのかといった不安もあるが、今はポジティブに、いい方向に向かってくれていることを思うことにしよう(^v^)

 

 

 

2012年8月27日月曜日

2回目の化学療法(タキソテール)

1回目の化学療法(タキソテール)はよく効いてくれたのであるが、今日は採血を行った後、2回目の化学療法(タキソテール)を行う。
PSAについては、治療前は2,800あったのであるが治療後1,200まで下がっていた。
いずれにしろ、私の場合はPSAについては病気の目安とすることにしようと思っている。
前回にはタキソテールの副作用(吐き気・食欲不振・脱毛など)がひどかったので、今回も入院して治療を行うのであるが、少しでも副作用が緩和されることを願っている。



        病室から虹を見る!!



 

2012年8月22日水曜日

血液検査とCTの結果

秋はまだ遠いみたいだ。
相変わらず30度を越える毎日である。

昨日は、朝一番で採血を行った。といっても、看護師さんが病室まで来て採血してくれるので、私はベッドで横になったままなのであるが・・・。
午前中にCTを撮る。
造影剤を使うので体が熱くなるが、すぐにそれも冷める。
造影剤を使ったCTはもう5、6回目になるであろうか。

昨日の血液検査とCTの結果について、今日話があった。
医師によると肺、肝臓への転移が縮小していて、化学療法(タキソテール)がよく効いているとのことであった。
来週には、2回目の化学療法(タキソテール)を受けるのであるが、期待していいのかな。若干の不安もあるが、継続して治療ができればいいと思う。


2012年8月19日日曜日

自宅でのんびり


月曜日まで外泊許可をもらって、今は自宅に帰ってのんびり過ごさせてもらっている(^v^)
心配なので、母にも泊まってもらっている、感謝!
入院中に、貧血で動いていないため筋肉が落ち、長い距離を移動することが困難であるが、落ち着ける家はよい。

オリンピックは終わってしまったが、高校野球の中継をよくみている。
勝負に関係なく、最後まであきらめない姿勢には感動させられる。自分も見習わなくてはと思う。こういう見方ができるのも、今元気でいさせてもらっているおかげであるし、1人だけで生きているのでなく、周りのみんなに助けてもらっていることを痛感している。

月曜日には病院に帰って、すぐにCTを撮り、次の週には2回目の化学療法(タキソテール)が待っている。効果があることを祈ろう!






2012年8月17日金曜日

久しぶりのブログ更新


このブログをご覧いただいている皆様にはご心配をおかけしました。

1カ月半ぶりのブログ更新である。
あれからかなり増悪した結果、いろいろあったのであるが、結果入院して7月30日に1回目の化学療法(タキソテール)を受けた。
治療の後は、薬の副作用のせいか食欲がなくなってしまったり、痛みが出たり、貧血がひどくベッドから動けない状態で病室を出る事が出来なかった。

治療後2週間を過ぎ、まだ入院はしているものの、薬が効いているためか、今のところ痛みも無く過ごしている。

嬉しかったのは、週末外泊許可をもらったことである。
週末は自宅でのんびりしてこようと思う。






2012年6月28日木曜日

MDV3100治験の残り

MDV3100の治験自体は終わってだいぶ立つが、骨シンチとCT等を最後に行う必要があるということで、本日これらの検査を行った。もちろん治験への情報提供の意味もあるが、自分自身にとっても必要な検査であるという認識である。

1030分に病院に行く。木曜日という日のせいか、駐車場は比較的空いており、すんなりと駐車ができた。
骨シンチは、実際の検査を行う3時間前に注射薬を打つのであるが、その間何もすることがない。
待合の長椅子に座ってずっと待っていられるほど体調もよくないので、看護師に言ってベッドを借り、そこで横になって過ごす。
3時間後、骨シンチの検査を受け、続けて予定していたCTの検査を行う。
C大学病院の治験(効果がなかった)のために、大分悪化していることを思いつつ、検査を終える。半日がかりである。

この日はこれで終わりで、支払いのため会計に回ると、30分待ちであった。
いつも思うことであるが、会計システムを改善してほしいのは私だけ!!
 

2012年6月23日土曜日

エストラサイトについて

エストラサイト、この薬は私の体には合わないようだ。
朝夕二回の服用であるが、飲む度に辛い。
服用後は、体がだるく、何もやる気が起きないため、しばらく横になってやり過ごす。
これは、貧血も影響しているのであろうか。(それまでも基準値よりは低かったが、この前の血液検査で急激に悪化していた)
もちろん、症状がひどい時には、ボルタレンサポを服用するようにしているのであるが…。
今のところ薬が効いて、PSAの値が下がってきているため、これくらいの副作用では、服用を継続しないといけないことは、当然分かっているのであるが、少し弱気になっている自分がいる(-_-;)