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2012年5月29日火曜日

TAK-700治験開始

昨夜も体調が悪く、睡眠もあまりとれなかった。
食欲もなく、体重も現在63.5Kgと、ここ2カ月で4Kgほど落ちたが、考えてみると病気になる前の体重に戻っただけである。そう考えて、これからはできるだけ体重を落とさないようにしたいものである。

左足の痛みが相変わらずあり、車の運転ができないため、タクシーを貸切にした。お金はけっこうかかるがやむを得ない。
当日の朝、やや曇ってはいるが、ドライブ日和である。
7:30より少し前にタクシーがくる。
隣県のC大学病院には、いつものように8:30前に到着する。
受付を済ませ、CRCの方にお会いする。そこで、今日のスケジュールの説明を簡単に受ける。午前中いっぱいはかかりそうとのことである。
以下の内容である。

 ・バイタル(血圧・体温・体重測定)
 ・採血(治験薬服用前)
 ・診察
 ・治験薬の服用
 ・採血(治験薬服用後)

当日のスケジュールを全て終わると、やはり12:00時前になっていた。
早速タクシーを呼び、帰路につく。タクシーは貸切なので、途中で買い物のためコンビニに寄ってもらい、家に帰ると13:00になっていた。
自分で運転していないにもかかわらず、かなり疲れた。すぐに、横になり夕方まで休む。
これから、朝夕2回ずつ治験薬とプレドニゾロンを服用していく。
治験薬がプラセボでなく、また薬の効果があることを願うが、こればかりはどうしようもできない。

「神頼み、神のみぞ知るである。」

ちなみに、当日のPSAの値は1157まで上がっていたのであるが、ここまでくると、PSAの値について、もう一喜一憂することもない。
しかし、治験に入ったことで、放射線治療が可能となった。
すぐに、県内のB大学病院で治療を行う予定である。







2012年5月27日日曜日

母親からの差し入れ

昨日実家より電話があり、母親が寿司を作って持ってきてくれるという。
旨いまずいは、世の中の寿司に対してみなさん一家言お持ちでしょうが、母親の作った寿司は、他のどんな寿司よりも好きなのである。
早速、キツネ寿司と巻き寿司を取り出す。(今回はないが、ちらし寿司も美味しい)
やはり、小さいころからのなじんだ味(酢加減)、具材である。
そう食欲もなく、大量には食べられないが、その分美味しくいただく。

母親には、シンクの掃除までしてもらった。
そして、しばらくとりとめもない話をした後、母親はまた来ると言い残して帰って行った。
本当にありがたかった。

実家から、私の住む家まではバスで4050分ぐらいの距離である。このぐらいであれば、母親にもそんなに負担はかからないであろう。

本当は、自分の方がもっと元気で、母親に何かしてあげないといけないのに…。






2012年5月26日土曜日

友人からの電話

ここ一カ月ほどは、家でごろごろと無意味な時間を過ごしていることが多いのであるが、やはり病人独りで悶々としていることは精神的にも良くない。
こういうときに、友人からの連絡は非常にありがたいものである。

まず、当り前のことであるが、病人でないところがよい。彼は社会人として働き、好きな趣味も持ち、お酒も呑んで、周りの友達とも普通にコミュニケーションを図っているのである。そうして、私の病気のことを知っていてくれ、心配もしていてくれる。
こうした彼の声を聞けることが嬉しいし、私自身にも元気がもらえるのである。

感謝。


2012年5月25日金曜日

C大学病院からの連絡

CRCの方より連絡があり、TAK700の治験開始日が529()からとなった旨の連絡をいただいた。当初は61()からの予定だったので、3日も早くなった。状態の悪い私にとっては、非常にありがたいことである。
治験日当日については、現状では車の運転はきついし、隣県でもあるので、タクシーを時間でレンタルしようと考えている。
左足の痛みは相変わらずであるが、今はどうしようもできない。

食欲もあまりなく、体調もよい状態ではないが、目の前のスケジュールが手の届くところまできていることは、素直にうれしい。何とか、耐えながらも待つことができる。

ただし、偽薬ではなしに、本当に治験薬が与えられているのかとか、効果があるのかといった問題は、またそれとは別の話である。
ここはちゃんと認識しておかねばならないし、主観は必要ない。少しだけ先にはなるが、あくまでも冷静に粛々と判断することである。

2012年5月20日日曜日

左足の痛み

本日は4:30に起床。
テレビで、サッカーの欧州チャンピョンズリーグの決勝戦を放送中であった。
こんな時間にサッカーを見ることはまずないが、見ごたえがあり、ついつい見入ってしまった。
試合は延長戦が終わって1-1のまま、PK戦に入る。
最後は、チェルシーが勝利。ほんとうに手に汗握る試合であった。
こんな早朝から、熱くなっていいんかな。一日が長いかも・・・。



ここ2,3日の間、体勢によるが左足に痛みを感じはじめた。
ある体勢になると、ちょうど前屈を行ったときに、足後ろの筋がひきつるような感じの痛みである。
また、尾てい骨もしびれたような感じで、座ってそこが触ると痛い。
最もつらいのは、車の運転である。今の状態が続くと、いずれ長時間の運転は不可能になるだろう。

よくわからないが、こうした症状は、ホルモン療法が効くと緩和されるのであろうか。
それとも、放射線治療の範疇なのであろうか。

どちらにせよ、しばらくの間は何もできない。






2012年5月19日土曜日

睡眠薬(レンドルミン)

5:30に目が覚める。
外は明るいし天気もよさそうである。元気であれば、散歩にでも出かけたいところであるが、今はそうもいかない。
でも、今朝は少しだけ元気が復活した。

実は、昨日病院で診察を受けた際、不眠が続いていることを話し、睡眠薬(レンドルミン)を処方してもらった。
昨日の夜遅くにそれを服用してみると、結構長い時間睡眠をとることができたのであった。いままで、この手の薬は服用したことがなかったので、ちょっとした感動。
本当は、こんな薬なしで熟睡できればいいのだが・・・。


明後日は金環日食、マスコミが騒いでいる。
金環日食に限らず、普段からこうした情報は洪水のように入ってくるが、いかんせん私にはまったく興味がわかない。
でも今、それはそれで良しとしておこう。


2012年5月18日金曜日

スクリーニングやり直し

本来であれば、本日よりTAK700の治験開始だったのであるが、以前に話した事情により、スクリーニング(検査)をやり直す日となってしまった。
8:30に病院に着く。
受付を済ませ、治験センターへ行き、担当のCRCの方と会う。

本日は、採血・ECG(心電図)心エコー・骨シンチ・CTDXAスキャン(骨密度)を行う。
前回交わした同意書についても無効であるため、再度同意を交す。
検査の間に、診察を受ける。やはり、かなり増悪している。

今日は待ち時間もほとんどなく、スムーズに各検査が終わったため、午後2時にはすべての検査を完了した。

しかし、かなり疲れた。
早々に帰途に就く。

あとは、治験をできる限り早く開始してもらうことだ。
とにかく今は、それに身を任せるのみである。


雑草の生命力はすばらしい

2012年5月14日月曜日

食事

それまでは、できる限り自炊をし、体によいものを取ろうとしていたのであるが、ここ一週間は食欲がまったくない。

自炊をする気力もないので、宅配弁当やコンビニ弁当などでやり過ごすが、なかなか完食することも困難である。
体調が悪い上に、食事の量も減る一方では、体力も奪われ非常にまずい。
それは重々わかっているのであるが、運動などもできる状態でなく、ほとんど家でゴロゴロして、一日を無駄に過ごしている状況である。

今はこのブログを更新していることが、唯一の生きがいかもしれない。

治験薬が効いて、少し楽に過ごしたいものである。


2012年5月10日木曜日

2回目のスクリーニング

この日も病院から指定された朝8:30に病院に到着する。
治験センターを訪れ、担当のCRCの方に会う。

この日の検査は、心エコー・骨シンチ・CTDXAスキャン(骨密度)を行い、最後に診察を受ける予定であった。
この日の結果に問題がなければ、518日から治験を開始する運びとなっていた。

ところが、問題が発生したのである。

以前プレドニゾンという薬を服用していたのであるが、今回の治験の参加条件として、この薬の服用をやめてから、3カ月の期間が必要であるとのこと。

私の場合は、以前の病院でプレドニゾンを226日まで服用していたため、治験開始可能日は最短527日以降であり、病院によると、61日になりそうであるとのこと。

スクリーニング(検査)も、527日の2週間前以降、つまり514日以降の検査でないと有効とならないため、前回4月27日に行った検査、本日510日に行った検査どちらも無効であるため、再度検査を実施しなければならないというのである。病院側で、本来であれば治験開始となる5月18日に再検査を行えるよう手配を行った。

私に落ち度があったわけではないし、心の中ではいろいろ葛藤もあったが、このために治験の参加を取りやめるのも大人げない。

ただし、現在治療は一切行っていないため、体調は悪くなる一方であるし、PSAの値も、900近くまで上がっている。病院側には、できるだけ早い治験の開始をお願いして、この日は終わった。

時間は午後5時を過ぎていた。自宅に帰ると、やはり疲れが出てすぐに横になり、しばらく休む。本当に長い一日であった。

しかし、2週間の開始延長は、はっきりいってしんどい。果たしてこの間に、どこまで増悪することやら。

観葉植物の植え替えを行う。